印刷物の流れ
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オフセット印刷

カタログ・パンフレット・チラシに合った印刷方式はこれ!

印刷機カタログ・パンフレット・チラシ等、色再現の信頼性を要求される印刷方式はオフセット印刷が一般的です。
オフセット印刷(平版)とは印刷版の絵柄を移すブランケット胴に一度インキをOFF(転写・この時絵柄や文字は逆)にして次にブランケット胴に付いたインキを再度用紙にSET(再転写)するためにオフセット印刷と呼ばれています。オフセット印刷の特徴は色の再現性、色の安定性に加えて大量印刷に向いている事です。オフセット印刷に適している印刷物としては上記の他、ポスター・POP・カレンダーなど宣伝・販促用のツールとして幅広く利用されています。

オンデマンド印刷

一枚・一部ずつ文字などを差し替えたい印刷方式はこれ!

個人用に作成するカード、個人名で名前など一部ずつ変えて作りたい本などパーソナルな印刷方式としてはオンデマンド印刷が最適。
オンデマンドとは「その都度の要求に対応している」という意味で、必要な時に必要な部数、枚数だけ印刷するシステムです。
その大きな特徴は上記の通り「ショートラン印刷(少ない枚数)」「可変データ印刷(原稿差し替え機能)」です。
また近年カラー印刷もオフセット印刷と同等のクオリティーが出せるようになりました。
オンデマンド印刷に適している印刷物はオフセット印刷と同じフィールドにありますが、社内用・グループ内あるいは一部の地域向けの小ロットの印刷物に利用されています。

特殊加工

魅力的な印刷物に変身する特殊加工いろいろ!

魅力的な印刷物に変える特殊な加工技術の選択肢は色々ありますが一般的には印刷後用紙の表面に加工を施し印刷物に特定の機能、性質を付加させます。また印刷インキの保護並びに商品を保護するために耐性を付加したり、購買意欲を高めるために美粧性、装飾性を持たせる方法もあります。
最も多く用いられる方式としてはPP加工、ラミネート加工、箔押し加工等が一般的です。これらは価格、納期を加味した上でも利用度が高く印刷物の付加価値が上がります。

製本

製本の仕方いろいろ!

製本は目的に応じて巻き折り、経本折り、回し折り、また本の種類・目的に対して中とじ、平とじ、無線とじ等多様な方法が選択されます。手元の本の背の所を下記に合わせて観察して見て下さい。

刷本の折り方

製本例

綴じ方と本の開き具合

中綴じ

平綴じ

背を針金で綴じ、その部分を2つに折って綴じます。 週刊誌などで多く用いられます。
  側面から表紙とともに針金で綴じる方法です。綴じ代の分だけ狭くなります。

かがり綴じ

 

無線綴じ

折丁を一折りずつ糸で綴じ合わせた方法。並製本や上製本に多く用いられます。   背を糊などで接着する方法です。ブロックメモなどばらし易いものに使われています。
   
   
その他の詳細につきましては印刷知恵袋をご覧下さい。 ページの先頭へ